2023年度 東京都精神科医療地域連携事業 症例検討会


2023年9月15日(金)17:30〜18:35 昭和大学附属烏山病院 中央棟4F 集会室  *ZoomにてWeb配信

司会進行 横井 英樹(昭和大学附属烏山病院/昭和大学発達障害医療研究所 臨床心理士。以下、横井)

テーマ『発達障害について』

開会のご挨拶と精神科医療地域連携事業の概要について

岩波 明 昭和大学附属烏山病院 院長

石黒 雅浩 東京都福祉局 障害者医療担当部長

横井:ただいまより、2023年度 東京都精神科医療地域連携事業 症例検討会を開催いたします。本日、会の司会進行を務めさせていただきます、昭和大学附属烏山病院、昭和大学発達障害医療研究所、臨床心理士の横井英樹と申します。よろしくお願いします。私は、ふだん臨床の現場ではデイケアを担当させていただいていますので、そこで発達障害のプログラム等を行っております。本日は昭和大学附属烏山病院からのWeb配信という形で進行させていただきます。

 開会に当たり、昭和大学附属烏山病院病院長 岩波明先生よりご挨拶を頂戴します。岩波先生、よろしくお願いします。

岩波 明(昭和大学附属烏山病院 院長。以下、岩波):

 本日はご多忙のところご参集いただきましてありがとうございました。本日は精神科医療地域連携の症例検討会ということで、今、横井先生からお話がありましたが、当院の発達障害の外来及びデイケア等で治療を行いました症例を提示しまして、さらにその症例についてのディスカッションを行いたいと思います。この症例提示が少しでも先生方の臨床等にお役に立てることを願っております。短いですが、これで開会の挨拶とさせていただきます。本日はよろしくお願いいたします。

横井 :岩波先生、ありがとうございました。

 続きまして、東京都福祉局 障害者医療担当部長である石黒雅浩様より、ご挨拶と精神科医療地域連携事業の概要のご説明を頂戴いたしたく存じます。石黒様、よろしくお願いいたします。

石黒 雅浩(東京都福祉局 障害者医療担当部長。以下、石黒):

 福祉保健医療行政に多大なるご理解とご協力を賜りまして、改めて心より感謝申し上げます。

 さて、東京都の精神科医療地域連携事業は、精神障害者が地域で必要なときに適切な医療が受けられるよう、精神疾患に関する地域連携体制を整備するため、平成25年度より実施してまいりました。この事業の柱の一つとして、島嶼部を除く都内の二次保健医療圏において、精神科医療機関への委託を通じ、地域における連携事業を実施しております。このうち目黒、世田谷、渋谷の3区にまたがる区西南部圏域では昭和大学附属烏山病院様にお力添えをいただき、地域連携会議の開催や連携ツールの運用などを通じて、地域における顔の見える関係づくりに向けて取り組んでいただいているところでございます。

 本日の症例検討会は、現下の状況に鑑み、Web会議システムの活用により実施していただいております。長引くコロナ禍で対面での交流が難しい中、こうした創意工夫をもって事業の継続にお骨折りいただいておりますことに厚くお礼申し上げます。本日の会が関係機関の皆様にとり連携強化の一助となりますことを祈念いたしまして、私からのご挨拶とさせていただきます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

横山 :石黒様、どうもありがとうございました。続きまして、本日ご出席いただいている方ですが、お手元の資料、2ページ目の一覧をご参照くださいますようお願いいたします。